ラブ☆シェア

テーブルに、さっき俺が作った残りを



レンジで温めて、用意した。



「いいですよ、どうぞ」



テーブルに移動し、椅子に座った彼女。



「すごーい、卵丼だー、美味しそーー、いただきまぁす」



美味しそうな顔をして、食べ始めた。



「市居くん、若いのにすごいね、どこかで習ったの?」



「俺、両親が共働きだったんで、腹減った時に困ったんで、必然的に料理は覚えたんすよ」



「そーなんだー」


箸を止めず、食べ続ける彼女。


「あの、俺、ガッコ行くんで、食べたら、そのままでいーすよ」



「あ、ゴメンね、出かける前に」



「いえ、じゃ、行ってきます」



「はーい、いってらっしゃーい」



食べる手を止め、手を振った彼女。



え?


なんだ、この光景は・・・・



うーん・・・・



ヘンな感じだ



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