ラブ☆シェア
「何ですか?」
キッチンのカウンターから、こちらにいる私に、首を傾げた。
「よけいなおせっかいだと思うけど・・・・なんで、もう彼女つくらないって決めたの? あ、言いたくないなら、言わなくてもいいわよ、プライベートなことなんだし」
リビングのソファーに座って、市居くんを見た。
くるり、と私に背を向け、黙ってしまった。
あ、悪いコトしちゃった?
「俺・・・・助けられなかったんです・・・」
「・・・・・?」