Bランチ
取り巻きと一緒にラウンジにきた。

ホントにいる。


「お、あれかー?」

「うんー、俺のBランチ」


念願の彼氏様はのりでつくりました!


「なんかその言い方は卑猥じゃないか?」

と、取り巻きA

「そぅー?でも実際Bランチみたいなもんだし……」

「ぉぉぅ……」

分かってくれたようだ。

「しかし、お前がついに彼氏作るとはなぁ……」

取り巻きBがもどかしげに口を開いた。

「エヘヘ」

照れ笑いのつもり。

「それじゃ、彼に甘えてくるぅー」

そう言って取り巻きを取り残して軽い足取りで彼の元へ──
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