Bランチ
これはオチなんだオチなんだけど続編を書きたいと言う作者の欲望と妄想の被害にあう可哀相な主役二人
「さて、紗織の彼氏になった羨ましい男子ってどんなやつかなぁ」

取り巻きAが言いながら奥を見た。

目尻が避けそうなくらいに目が開いた。



「あれって……」

「どうかした?」

「和道さんだよな?」


言葉に釣られて反射的に取り巻きBも奥に視線を投げた。

凍て付く表情。



そして次の瞬間頭の中で血管の切れる音がした……気がする。

「見なかった事にしよう」

二人は口を揃えて言い残し立ち去った。
< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop