オトコノコの気持ち!

いつの間にかクォーター




ブロロロロ--……




「まじかよ…」


バスから下りて、ア然とするあたしを嘲笑うかのように、彩我原高校はそこに在った。


男子校って言ってたし、噂じゃ酷い有様だって聞いたけど。


実際この目で見る彩我原は、シンプルだけど驚くほど綺麗ででかかった。
(なんか小鳥のさえずりが聞こえてきたような………)


太陽の光に反射して、すべてが爽やかにキラキラしてみえる。(ぶっちゃけもっとむさ苦しいと思ってた)



それに話で聞いてなかったけどプレートには



『私立彩我原高等男子学校』



(私立とか聞いてねぇ~…)


勉強についてけるかとか、珍しく頭の方が心配になってきた。お金の方は全額負担らしいし。


……でも、とりあえずここまできたらやるしかないよな…。




「よしっ!」


パン!と軽く自分の両頬を叩いて重い足を前に踏み出した。


< 39 / 152 >

この作品をシェア

pagetop