【続】王子様とお姫様
「…っ…ごめん…なさい……好きになって…困らせてごめんなっ…………んっ!」
「だから話を聞けってば!」
顔を両手で掴まれて無理矢理上を向かされた
「俺は昨日まで自分の気持ちに気付いてなくて
小林に言われて初めて気付いたんだ
鈍すぎるよな、」
「何を?」
言い方が遠回りでよく分からない
「……1番近くに居たくて
近くに居てほしい女の子は千嘉だよ?
守ってあげたいし
一緒にいたいって思う
これって好きって気持ちだよね?
間違ってないよね?」
「そっ…そんなのわからないよぉ」
もう何もわからない
「わからないかぁ…でも俺多分
いや、絶対千嘉のこと好きなんだよ」
そう言うと
─ちゅっ
唇に優しいキスを落とされた