バスケに生きる
ガチャ…
先輩かな、、?
先生かな、、?
入ってきたのはその
どちらでもなく、
私たちと同じ学年の人だった。
どこのクラスかも分からない、
出身の小学校も分からない、
何を話せばいいのかな??
と思っていたら、
その人は笑いかけて、
「私は2組の亜紀。よろしくね。」
亜紀ちゃんか…。
一瞬、黙ってしまった。
「あ、…よろしく。」
私は、初めての人とは
上手く喋れない性格だった。
でも、積極的に話しかけてくれる人とは
仲良くなれそうだった。

