未遂探偵J-集められた名探偵?-
「…これが、この無名城に遺されていた月影成一の遺産だ。」

月影成一は優しい声で月影成太を見つめながら言った。

「…僕は…僕は愛されていたんだ…僕は…1人じゃなかったんだ…」

「…成太さん…」

冴子は涙ぐみながら成太の名を漏らした。
静寂な夜に包まれながらゆっくりと時は過ぎていた。

< 134 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop