先生は官能作家





失いたくなんかない。





腕を目一杯伸ばすけど届きはしない。






「ユ…」





そこは保健室。





今のは夢。






夢の中で更に夢を見ていた。






ユウとの思い出は消したくても消える事はない。







だから、辛いし痛い。






そんな想いをするぐらいなら、もう恋なんかしないと決めた。









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