【完】メガネちゃんの秘密
「そ、それは……」


「……別にヘタレでもいーよ」



あたしは口を開いた。





「えっ?」


「あんたがヘタレでも、あたしは全然構わない」

「先輩……」


「あんたがヘタレなんだったら……
あたしはあんたを守る」

「えっ……」


「あたしが、色んなやつから守ってあげる」





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