【完】メガネちゃんの秘密
男の人はそう言ってニコッと笑った。





「…………」



あたしはただ黙り込むしかなかった。





「さー、どーする?
柚原美香さん?」


「…………」


「仲間に入ってくれるよね?」


「……入りませんよ、そんなの」



そして、男は眉間に皺を寄せてあたしを見下ろした。





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