【完】メガネちゃんの秘密
こいつ……
なかなかやるな……





「はい、先輩」



小悪魔はクマをあたしに渡した。





「えっ?」


「先輩にあげる」


「……いいの?」


「うん、そのクマ先輩に似てるから」



小悪魔はそう言って優しく微笑んだ。





「あ、ありがとう……」





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