スピカ



俺は一人でレコーディングルームに入って、アコギを持った。



ちょっと高い椅子に座って、マイクの位置を整えて。




ジャァァァァンッ


アコギのどくどくの音が響く。



俺はゆっくり



ゆっくりと






詩を歌った。













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