スピカ
おとめ座

手紙と手紙

一年後




優太、翔歌、春が来ました。


何度目の春でしょう。



翔歌が教えてくれたスピカはいつも輝いています。


もう一度、三人で見上げたい。


そう思うのはいけないことなのでしょうか?


たとえ、あなた達がいなくなってしまっても平気だと思ってすごしてきました。


でも、今思うとあなた達の存在があったからこそ今の私があるのだと思います。



私は今、翔歌の果たせなかった夢をかなえようとしています。



届かないと知っていても



届くって信じてるから







大好きです。





< 42 / 51 >

この作品をシェア

pagetop