スピカ

歌が終わるのと同時にホールの証明がいっせいに消えた。


「え?停電??」





ブツゥゥゥーーーーッ



壊れたような機械の音が響く。


舞台の向かい側の壁に映像が現れた。



翔歌が広いレコーディングルームに一人でいる映像。




「最愛の君に贈ります。」



ツーーッッーーー



ジャァァァン



アコギの音が響く


ゆっくりと翔歌の口が開いた










♪~
< 45 / 51 >

この作品をシェア

pagetop