Flower -光を探して-
あれから興奮して、なかなか寝れなかった。

けれど、やけに目は冴えていて眠たくなかった。




いつもより早く家を出る。

まだ数人しかいない教室に入り、自分の席に着く。

携帯のメールを開き、返事の内容にまだ悩んでいた。


「瞳、おはよ!朝からニヤついてどうしたの?何かいいことあった?」

悩んでいるつもりだったのに、時々、笑顔になっていたらしい。


席に座った未央に、持っていた携帯を見せてさっそく相談をした。
< 105 / 246 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop