Flower -光を探して-
駅から、花火大会の場所へ向かう専用のバスに乗る。

バス停にはたくさん待っていたが、何とか最初に来たバスに乗ることが出来た。

バスの中は浴衣を着ている女性が多くて、色とりどりでキレイだった。



バスに揺られること約10分。

「俺さー、バイト終わったとこだから腹減ったー。」

バスを降りた良平は、とりあえず何でもいいから食べたいようだ。

1番近くにあった、たこ焼きの店へ向かっていった。

そして1つ買って、その場でいきなり立ったまま食べ始めた。

「花火は7時半からだし、あと1時間くらいあるからゆっくり食べてね。」

「ありがとな。でも俺ここに住んで2年になるけど、花火大会あるって知らなかったよ。初めて行くのが瞳とでよかった。」
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