Flower -光を探して-
「はい、もう・・・。」

申し訳無いような感じで答える。

「お前はいいアタッカーになると思ってたんだがな・・・。残念だけど、本人に続ける気が無いなら仕方ないよな。分かったよ。」

肩をポンと叩かれ、私が職員室から出るのを笑顔で見送ってくれた。




私だってバレーは好きだし、本当は辞めたくなんてなかった。

やっとレギュラーにもなれたところだったし・・・。


最後まで言おうとしなかった本当の理由を、坂本先生は無理に聞かなかった。

本当は何となく分かっていたのかもしれないが、坂本先生には感謝の気持ちでいっぱいだ。
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