Flower -光を探して-
バイトの時間は、学校帰りの5時から9時まで。

その間は、休憩も無くぶっ通し。


時間的にそんなに忙しくはないと思っていたが、その考えは甘かったらしい。

ケーキが有名だが、その他のメニューもけっこう評判が良い。

雑誌にも載った影響で、平日の夜でも満席になることは無いがそこそこ人が入っている。



「はぁー、疲れました。」

良平と一緒に休憩室に入って、最初に出た一言。

「お疲れ!失敗も無く頑張ったな。」

頭にポンと手を置かれ、そのままクシャクシャと撫でられた。
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