戦国桜話


そう言ってスタスタと歩きだす佐助・・・・・・


それに付いていく八神くん・・・・・・


・・・・・・って・・・・・・


私はどうすればいいの!?


『ちょ!ちょっと!!』


私に背を向けて歩く佐助を呼び止める


『何だよ』


『わ、私はどうすればいい訳!?』


か、帰ればいいの!?


それとも・・・佐助達に付いて行けばいいの!?


もぅ・・・何も言わないで先に進まないでよ・・・・・・


『どうすれば・・・って・・・元々、この時代の人間じゃ無いんだから帰れよ』


『あ・・・・・・』








そうか・・・・・・私は平成の人間・・・・・・


戦国のこの時代に私が居ること事態おかしいんだ・・・


ここには・・・さっき佐助が倒した様な妖怪がうじゃうじゃ居るし・・・・・・


この時代と元の時代の時間の進み方だって分からない・・・・・・


早く帰らないと元の時代に帰った瞬間、おばあちゃんになっちゃった・・・・・・とか、冗談じゃない!!


・・・でも・・・・・・・・・
















私はチラッと佐助を見上げる












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