おまつりBoyと夢みるGirl
第4章 カレシカノジョ
・・・・
「・・・まつりちゃん?」
「あ・・・え?・・・・ハイ」
「いや・・・このあたりだった?って・・・」
はっ、と気がついてフロントガラスから見えるのは、
さっきまでのキラキラの光の帯じゃなくって、
いつも見慣れた街の風景。
「ハイッ。うん・・・ここ、です・・・・」
そっか・・・・。
いつの間にか、もう家に着いちゃったんだ・・・・。