おまつりBoyと夢みるGirl

恭二はじっ、とあたしの顔を見てから、その長い指であたしの頬に触れた。



「ヤバイ・・・・」



って。



恭二はその時小さくそうつぶやいたんだ。



「ごめんね。なんか・・・あたしエラソー・・・だよね」



なんか、急に恥ずかしいし。



あたしみたいな高校生がなに偉そうなこと言ってんだ、って。



< 79 / 275 >

この作品をシェア

pagetop