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人は誰しも神になりたい。

と、言うよりは人の上に位置したい。


物語を書くと、その世界にとっての真の神は作者である。

創造の根源。


さしずめ時間をつかさどるのは、読者だろう。


他人の恋愛を傍観したい、または脳内で疑似体験したい。

または作者の頭の中を覗きたい。


それはつまり神になりたい。

もしかしたら神はいるかも?

生物には可視領域が決まっているため。一定範囲の光しか見ることができない。

要は見える範囲の光を反射する物体しか見ることができないのだ。あとは光そのものだろう。


まぁそれ故神には絶対的な欠点がある。


その世界に確たる存在を示せない、その世界のものにさわれない。

つまり、永遠の存在であって、永遠に孤独という……。


まさに神こそ0。存在しないを存在させている言葉だろう。
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