素直にカエル2 ~先生と夏休み~
「吉岡?」
前田くんの声にハッとした
「あ…ごめん。何?」
「お前やっぱ疲れてんじゃね?少し休めよ」
前田くんか眉を寄せて私の顔を覗き込む
綺麗な顔が近すぎて前田くんの香水の香りがした
「だ、大丈夫だから!」
「いいよ。ほら、保健室行こう!」
私が返事をする前に前田くんは私の手を握り走りだしていた
「ま、前田くんっ!」
「ばか!騒ぐなって!具合悪そうにしてろよ?」
そ、そんなこと言ったって…
私ピンピンしてるんだけど…
「ねぇ!ちょっと!………」
私が走る足を止めた時だった
「吉岡さん!どうしたんですか?」