続・憂鬱girl

まず、

「私は星条には行きません!」

そう、『星条』とはこの人と春兄の通う一流大学。あたしには無理だし、それ以前に、行く気なんてない。だけど、断言したあたしに対してこの人の涼しい瞳は全く色を変えない。


「それに、夢って何ですか!」


良い予感が全くしないのは何故なのか。


もう、この際、『アホ面』呼ばわりは目を瞑ろう。


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