【完】晴 時々 雨



谷は何度もあたしを求め

あたしはその度

満たされた



あの人じゃなくても

よかったのだ



真剣にあたしを見てくれるなら

たぶん誰でもよかった



それが

セックスの最中だけだとしても



あたしの上で息を切らす谷を

愛しいとさえ思う



まともじゃない



狂っている



でも

もう引き返すことはできない



「谷…一緒にいこう…」



谷ならあたしと一緒に

地の底まで落ちてくれる


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