【完】晴 時々 雨
初めてなんだと
すぐにわかった
だからあたしから少し唇を開いて導くと
谷の熱い舌が滑り込み
あたしの舌に絡みついてくる
谷は夢中になってキスを続け
そしてぎこちない手つきで体に触れた
でも谷は愛撫を知らない
押し当てられた下半身が
その存在を主張していた
まっすぐすぎる欲望に
神経が麻痺していく
激しく求められることに
快感を覚えた
熱い視線があたしを見つめ
今
谷にはあたしが全てだ