永遠の片想い
バカみたいに笑い合った毎日は、もう戻らない。

歩く度に溢れ出す思い出と、佳祐の優しい笑顔。


ねぇ、どうして?


疑問だらけの事ばかりだけど、もうそんな事はどうでもよかった。

佳祐の彼女はユキ先輩で、佳祐は私の事を何とも思ってなかった。


その事実だけが、今わかった現実。


それだけ。

ただ、それだけの事。


「絵里奈ちゃんっ!」


そう言って追い掛けてきた彼の表情も、どこか苦しそう。


「シュン…くん」


そして、その後ろから走ってきたのはミっくん。


「絵里奈!大丈夫か?」


心配そうにする二人を見たら、もう我慢なんか出来なくて。

私は、その場に崩れるように泣いた。
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