永遠の片想い
「…どーゆうつもりだよって思ったけど、やっぱり嬉しかった」


これが、私の正直な気持ち。

突き放されたって、冷たくされたって、想う気持ちは変わらなかった。

ずっと、好きだったから。


「私ね、佳祐に逢えてよかったと思ってるよ」


笑ってこんな風に言えるようになったのは、きっとシュンくんとみんなのおかげだろう。


一人じゃ乗り越えられなかった。

一人じゃ佳祐に逢いに行けなかった。


みんなが居たから、今私はここに居るんだ。

だからもう大丈夫。

私は前を向いて、歩いて行ける。


「佳祐。これ、返すね」


そう言って、私は右手の薬指から指輪を抜いた。


「もう、要らない?」
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