永遠の片想い
そう言って、グラスを持ち上げたシュウさん。


「そうだね。懐かしい話とか、これからの話なんて、あとでゆーっくり二人でしなさい」


アヤカさんも、自分のグラスを手にとる。


「はい、ありがとうございます」

「乾杯するか」


その言葉を合図に、私達はグラスを鳴らした。



−−−−−……



話したい事も、聞きたい事も、私達にはお互い沢山あった。


だけど今は、そんな事どうだってよくて。


ただ、佳祐と同じ空間に居られる事が嬉しかったんだ。


だから今は、とりあえず楽しい時間に身を任せて、笑っていよう。

だって隣には、同じように笑う佳祐の横顔。


巡り会わせてくれた二人に、感謝だね。
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