桜散るまで

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次の日から私の新しい
高校生活が始まった

朝はまりなと登校して
初めての勉強の日

なぜか今日は勉強する
のが楽しみ


隣の席の子は女の子
だった

それは当たり前かも
しれない

Y高校は3年前まで
女子高だった
他の高校と比べると
男子の数は少なかった
私のクラスの男子は
10人いない位だった


私はその子に声を
かけた

「あの…!!」

「え?は、はい!?」

その子はびっくりした
様子でこっちを見た

「…元どこ中!?」

「あ!H中だよ!」

「まじで!?私I中!
隣やん!!」

「ほんと!?あ、あたし
なほ!あなたは?」

「私はゆみ!」

「「よ、よろしく!」」

これがなほとの
出会いだった。




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