ガンバレ ヒカル!!

廉さんの車に乗るのも、だいぶ慣れた。



しばらく車に揺られて着いたお店は、初めて廉さんと食事をした居酒屋だった。



「やっぱりここだ」


「この時間なら居酒屋ぐらいしかねぇだろ」


「それもそうですね」



店内に通され、前回と同じカップルシートに座った。



お互いお茶を頼んで乾杯。



「珍しいな。真山がメシ誘うなんて」


「えっ!?まぁ、たまにはいいじゃないですか」


「仕事中はそんなに話せないしな。で、なに企んでんだ」


「それは…」


「言ってみろ」


「いきなりですか?」


「言え」



真横でしかもかなりの近距離で言われたら、もう言わない訳にはいかない。



「最近よくお休みしてますけど、なんかあるんですか?」




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