ガンバレ ヒカル!!

「どうするって…。廉さんが選んだ事なら…」


「真山の気持ちを聞いてんだよ」


「アタシは…」



嫌に決まってる。



寂しいに決まってるじゃん。



でも、アタシにそんな事言える権利はない。



「そりゃあ寂しくなると思いますけど、きっと大丈夫です。アタシも早く一人前にならなきゃいけないから」


「そうだな。いつかは髪切ってもらわねぇとな」


「はい。今まで廉さんにしごかれまくりましたから」



廉さんの口からは直接聞けなかったけど、ちゃんと収穫できた事には変わりない。



これからのアタシの目標ができた。



それは、ちゃんと廉さんを笑顔で送り出すこと。



それだけ。




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