ガンバレ ヒカル!!

週末の夜。



仕事が終わってから健ちゃんのアパートに向かった。



いつもはワクワクしながら通ってた道なりも、今日はいつもとは違う。



かなり重い足取りでアパートへと向かう。



部屋の前まで着きインターホンを押すと、健ちゃんが迎えてくれた。



「上がって」



そう言った健ちゃんの顔には笑顔がなかった。



部屋の中に入りいつものクセか、アタシはいつもの定位置へと座ってしまう。



そこにコーヒーを差し出してくれた健ちゃんはこう言った。




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