運命の歯車-不思議の国のアイツ-
「アユミの料理、美味しかっただろ?」
ジンが、自信満々にコウを見る。
「もう、恥ずかしいから、やめてよ、ジンくん。」
ジンの言葉に顔を紅潮させるアユミ。
そんなアユミとジンの仲の良い姿を見て、コウは、来た時から気になっていたことを聞いた。
「あの~・・・ジンさんとアユミさんって結婚してるんですか?」
コウの言葉にジンとアユミは、一瞬、動きが止まる。
その後で、ジンが、珍しく、顔を紅潮させながら言った。
「いや、まだ、結婚してないんだけどな・・・実はさ、・・・今度、籍いれようかと思って・・・」
ジンにしては、珍しく、恥ずかしそうに語る。
アユミは、そのジンの横で顔を真っ赤にしてニコニコ微笑んでいた。
「本当ですか!おめでとうございます!」
コウは、いきなりのことに驚いたが、すぐに祝福の言葉を口にした。