運命の歯車-不思議の国のアイツ-


「アユミの料理、美味しかっただろ?」



ジンが、自信満々にコウを見る。



「もう、恥ずかしいから、やめてよ、ジンくん。」



ジンの言葉に顔を紅潮させるアユミ。



そんなアユミとジンの仲の良い姿を見て、コウは、来た時から気になっていたことを聞いた。



「あの~・・・ジンさんとアユミさんって結婚してるんですか?」



コウの言葉にジンとアユミは、一瞬、動きが止まる。



その後で、ジンが、珍しく、顔を紅潮させながら言った。



「いや、まだ、結婚してないんだけどな・・・実はさ、・・・今度、籍いれようかと思って・・・」



ジンにしては、珍しく、恥ずかしそうに語る。



アユミは、そのジンの横で顔を真っ赤にしてニコニコ微笑んでいた。



「本当ですか!おめでとうございます!」



コウは、いきなりのことに驚いたが、すぐに祝福の言葉を口にした。


< 62 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop