サスケfamily
姉上が学校から帰って来た。

俺は今いる場所から離れずに

「おかえり」

姉上は俺の隣で寝ているソラを見るとフフと笑った。

「かわいいね」

「俺ってここにいていいのか?」

何言ってんだ!?俺!!

怒られると思った。

しかし姉上は怒らずに俺とソラの頭をそっとなでると

「いていいに決まってるじゃない。私が欲しいって言ったのだから。サスケもソラも私とお母さんにとって大切な宝物」

俺は涙を流した。

男なのに情けないと思いながらも止まらなかった。

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