I ─アイ─



でも、あたしの幼なじみのお母さん。(実のお母さんの親友)


つまり、礼子おばさんは

そんなあたしを心配して、たまに様子を見に来てくれたり、


家が隣なので、


おかずとか野菜とか、
お魚とかお肉とか、
はたまたお菓子とか


おすそ分けに来てくれたりする。


ほんと、感謝。


だから、なんだかんだ言ってあたしの一人暮らしは成り立っているみたいなのです。


それに、好きな時に家に友達呼べるし、実を言うと結構便利。



だけど、家事と学校をこなすのは、思ったよりも大変で、


最近はご飯を作るのもめんどくさくて、掃除も週一。


しっかりやってることと言えば、洗濯しかないくらいだ。


だって洗濯は、もうやるしかないじゃないですか。



あたしはもうすでにぐーたら生活に入ってしまっている。



『…やばい…』んだけど……



「はぁーお腹すいたぁ〜」


ほんと、お腹と背中がくっつくっつーのはこーゆー事を言うんだよ、うん。



「とりあえず、ご飯〜」



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