短編①
慌てて駆け寄る俺を、ライトが照らす。


地下鉄の、ライト。






地下鉄が、すぐそこまで来ていた




ブレーキを踏んでも、この距離では止まらない











「沙羅!!」






俺の声は、地下鉄のブレーキの音でかき消された。


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