桜の雨~誓い 次世代編~
新しい世界へ
数年後。
さくらは二十歳になっていた。
「さくら~!何してんの?遅れるよー!」
「はぁーいっ!今行く!
…もうっ、依夏姉ってば、
もうちょっとくらい
待っててくれたって
良いのに。ね、パパ。」
さくらはそう呟きながら
父親の写真を持って階段を降りる。
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