好きな人は初恋から君へ


やっと落ち着きを取り戻した茜と秋人は早々と勉強を始めた。






茜は英語を



秋人も茜に合わせて英語をしていた。


秋人はもともと
一度勉強したものは覚えるタイプでそこまで焦ってするほどではないがーー…





「おい、これeだろ?」


「あ!aに見えちゃった!」




茜は超がつくほどの英語が駄目なのだ。



「こっちはaだから!」



「あ、あれぇ〜?!」




「しかもここはisだし」


「えっ…」




「お前…まじか」



「あっはは」




笑い事じゃねーだろ!と秋人は茜の頭を小突く



「だって英語嫌いなんだもん!」



「嫌いでもやらなきゃいけねーだろ」




そぅ言って
秋人は茜の教科書に何やら書き込む






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