制服のニオイは恋の予感
「ハァ?告白するんじゃなかったの?え?したんだっけ?」


大貴と付き合い始めたことをなかなか言えない私は、昼休み終了のチャイムを待った


時計を見るとまだ20分はある


「えっと…隼人とは彼氏みたいな友達の付き合いで〜」


「そうなの?冬休み前に、良く一緒にいたから付き合い始めたとばっかり思ってた。どうして付き合わないの?」


「うん…他に好きな人がいるのに気付いちゃったから」


「何それ〜誰よ!あんなに惚れてた若村君より好きな人ってのは!」





< 280 / 391 >

この作品をシェア

pagetop