制服のニオイは恋の予感
第8章

親友の絆

教室に入ると真琳がいる


「おはよう…真琳…」


私は大貴が言ったことを聞かずに真琳に話しかけた


「うん…」


真琳は頷いて教室から出て行ってしまう


私の顔も見ないまま


「ほらな…だから言ったろ?」


大貴に背中を押されて、私は自分の席に着いた


関わらないって話もしないってこと?


中学からの親友がいきなり?





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