制服のニオイは恋の予感

｢ウ、ウソ…きっと何かあったんだ…私、真琳に聞いてみる｣


俺は携帯を取り出し電話をかけようとする遥の手を止めた


｢いくら遥が止めてもアイツは止めねぇ…逆にお前に止めろと言われたらアイツ…かなり苦しむから…｣


｢何か…知ってんの？｣


俺は遥の手から携帯を取り、遥の鞄に入れた


｢イヤ…親友から言われたらツライこともあるからさ…｣


そう言って、遥を家まで送った


部屋に戻った俺は、早速隼人に電話をして、呼び出す


しばらくして隼人がうちにやって来た


｢わざわざ悪いな｣


｢昼休み、何話したんだ？｣


俺は隼人に竹下が売春まがいのことをしているワケを話した