制服のニオイは恋の予感
私の座っている後ろの本棚に進み、そこで後輩と話している
後輩に言うセリフをわざと、私に聞こえるように言う大貴に耳を集中させた
「俺さ…ずっと好きな奴がいてさ〜そいつ、俺の気持ちに気付かねぇんだ!いくら遊んでも、何も言わねぇの…脈なしだと思わねぇ?」
「え?センパイ、好きな子いるんですか?」
大貴…好きな子いたんだ…
「いたよ…好きなんて言葉がいらないくらい、分かり合えてると思ってたんだけどさ〜」
後輩に言うセリフをわざと、私に聞こえるように言う大貴に耳を集中させた
「俺さ…ずっと好きな奴がいてさ〜そいつ、俺の気持ちに気付かねぇんだ!いくら遊んでも、何も言わねぇの…脈なしだと思わねぇ?」
「え?センパイ、好きな子いるんですか?」
大貴…好きな子いたんだ…
「いたよ…好きなんて言葉がいらないくらい、分かり合えてると思ってたんだけどさ〜」