制服のニオイは恋の予感
私の目からは頬を伝う涙が流れ、私は俯いた


「あ…ワリィ…でもさ〜お前だって…気付かねぇじゃねぇか」



「………」



「俺がいくら遊んでも、何も文句言わなくてさ…」



大貴は続ける





「何で、昔みたいに怒らねぇんだよ…」





「………」





「何で…俺のこと…見ねぇんだよ…」







< 55 / 391 >

この作品をシェア

pagetop