世の中にはモノがたくさんいる
おつかい
「では2人とも、よろしくお願いしますね」

「あいよ」

「分かった。任せてくれ」

ハズミとマミヤは笑顔のソウマに見送られ、店を出た。

そして街に出て、

「ん~っと。やっぱり騒がしい方がオレは好きだな」

「俺は静かな方が良いんだがな」

ハズミは笑顔で背伸びをして、マミヤは憂い顔でため息をついた。

「あっ、マミヤは人ごみ苦手なんだっけ?」

「ああ…。だから早目に終わらそう」

マミヤはソウマから預かったメモを取り出し、見ながら歩き出した。

「あっ、待てよ~」

その後を、ハズミが慌てて追いかける。

< 1 / 13 >

この作品をシェア

pagetop