恋する ラブラブパール  〜潤の心〜
「目が覚めたら気が付いてくれるかな?」

大きな独り言を寝ている俺に向かって真珠は続ける。

おい!

寝ている俺を起こす気か?

「忘れていた訳じゃないからね…ハッピーバースデー潤君」

枕元に何かを置き、俺の髪を触る真珠の手に、俺の息がかかると同時に髪を触っていた真珠の手を掴んだ。
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