苦しいほど君がスキ。
ねえ、理央?

いつからだろ?

こんなにズレ始めたの。



あたしの気持ちに気付いてるのに、気付かないフリしてる。



小さい頃から一緒なんだから、理央の癖、わかるんだよ?




ねぇ、理央?






あたしが傍に居るのは、迷惑ですか?








あたしの目からは、涙が零れ落ちて前が薄れてた。


今日の涙は、いつもより重くてあたしの心を闇にした。



枯れない涙。




その日、あたしの枕はあたしの涙で一杯にした。









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