赤と黄色と緑と【季節短編】






また一筋の涙を流しながら俺はその古びた四角い箱を受け取った。




そしてゆっくりとその箱を開ける。





入っていたのは大きな大きなお星様。



少し汚れていたこの星が今日は本当にきれいに見えた。





そして涙でまた前が見えなくなった。
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