lotlotlot2-ふたつの道-
何もない世界でも時は流れる
世界は真っ黒だった。そのせいで、僕のまぶたは開いているのか、それとも閉じているのか、自分でもわからなくなっていた。
音もない世界。死ぬってこう言う事なのかな、って思ったりもした。
ゆっくりと時間が流れるのがわかる。僕はその時間の流れに身を委ねた。
< 58 / 87 >

この作品をシェア

pagetop